2014年に京都大学で鉄と水素が合わさると高い物質に変化する
フェトン反応という実験が公表されました。
元々は水の中に鉄分が加わった時の反応についての研究でした。
反応性の高い物質に変化し酸化するということです。
この実験は外国人の教授も来日して加わり行われたもので、
後で海外の雑誌にも論文として発表されました。
それだけ大きな名だたる実験になっています。
人体に合わせて考えると、二つの成分が合わさることによってがんなどを壊す働きをするということです。
体内の有害物質を無害に変えることが出来るようです。
これは画期的な実験と言えるでしょう。
医療現場ではがんなどの有害物質はこれまで切除したりして体内から外に出すということが行われてきましたが、
この発見により切除しなくても無害な物質に変えることが出来るかもしれないのです。
これが体内で成功したら、助かる人が大勢出てくると思います。現在、がんは死亡原因の1位となっており、
かかる人が非常に増えている病気です。
がんが発覚してから治療を受けて一度は悪い物が体内から無くなる場合も多いです。
しかし、再発する人が多い事も事実です。また、治療してその細胞を根絶するというやり方でも、
施術の為に体を切ったり臓器を取り出すなど体に傷を付けてしまうことが多いということもあります。
がん細胞を退治して再び以前の様に不自由ない社会生活を再開したとしても、体を傷つけて、
その機能を失うなどということもよく起きます。
いずれにしても、医療ではがんは大変な威力があるもので、その扱いに多くの医者が頭を悩ませて
いるものだと言えます。
実際に今回の実験によってがん細胞という有害物質が無害なものに変われば本当にいいことが多くなるでしょう。
日本人の平均寿命を延ばしていくことも出来るかもしれません。以前と変わってがんは不治の病とは呼べなくなり、
十分完全に治る可能性が高い病気と呼べるようになると言えます。